犬がご飯を食べない対策ラボ

犬に与えてはいけない食べ物【絶対ダメ】危険度強の6品目

犬に与えてはいけない食べ物でも絶対ダメ!危険度100%!といわれている6品目があります。

 

愛犬に間違って食べさせてしまい体調に異変が起き、動物病院に連れて行ったら緊急手術が必要な危険な食べ物。

 

最悪の場合は死に至るケースもある危険な食べ物をしっかり覚えておきましょう。

 

■玉ねぎ・長ネギ・ニラ(ネギ類)

 

玉ねぎにはアリルプロピルジスルファイドという成分が含まれています。この成分は犬の赤血球を破壊し溶かす作用(溶血作用)があり、赤血球を壊された犬の症状として、貧血を起こしたり血尿が出たり嘔吐や下痢をします。

 

このアリルプロピルジスルファイドという成分はどんなに熱を加えても破壊されません。

 

玉ねぎを使った料理や煮込んだスープ、コンソメなど玉ねぎエキスが入った調味料など、目には見えなくても食材に溶け込んでいる場合もあるので十分な注意が必要です。

 

犬の体重1キロに対して20グラム以上が危険だといわれていますが、愛犬が死に至るような健康に害がある、危険度の高い食材は与えないようにしましょう。

 

■チョコレート・ココア

 

カカオに含まれているテオブロミンという成分が中枢神経を刺激するため、下痢や嘔吐、痙攣や呼吸困難を起こし、急性心不全で死に至ることもあります。

 

愛犬が目を離したスキにテーブルの上のチョコレートを食べてしまい急性心不全を起こしたケースもあります。

 

愛犬にとっては命にかかわる危険な食べ物なので食べることが出来ない場所に置くなど特に注意が必要です。

 

■ぶどう・レーズン・プルーン

 

犬がぶどう、レーズン、プルーンを間違って食べてしまい下痢や嘔吐、体調不良が出た場合、腎不全を起こしてる危険があります。腎不全が重症の場合、死に至る死亡例も多数あります。

 

特に皮の部分は危険度が高いのでケーキやクッキーに入り込んでいる干しブドウやドライフルーツのプルーンなども危険度が高い食べ物です。

 

■マカダミアナッツ・くるみ

 

マカダミアナッツやくるみなどのナッツ類は中毒症状や痙攣を引き起こしたり、嘔吐や高熱の出ることもあります。

 

また危険性が高い理由のひとつとして、犬は食べ物を飲み込む特徴があるので喉に詰まらせ窒息などの危険性が高いです。

 

ピーナッツなどナッツ類を食べた時は、胃や腸に詰まらないよう少しの量のオリーブオイルやサラダオイルを飲ませるといいともいわれていますが、胃や腸に詰まってしまい腸閉塞などが起きてしまった場合は手術が必要になることもあります。

 

ナッツ類は一粒でも危険だということ、愛犬に体調の変化があれば急いで動物病院に連れて行きましょう。

 

■アボカド

 

アボカドに含まれているペルジンという成分が犬にとっては毒性が有り下痢や嘔吐、胃腸障害を起こし急性心不全を起こし死に至る危険性の有る食べ物といわれています。

 

また危険性が有るといわれながらアボカドを材料にしたアボダームと言うドッグフードが販売されています。

 

アボダームドッグフードには種類がありますが、アボカドに含まれる豊富なビタミンやミネラルを摂取することで、健康な皮膚や被毛をサポートする総合栄養食となっています。

 

みかんやリンゴに種類があるようにアボカドにも種類がありますが、どの種類のアボカドが入っているにしても愛犬に食べさせるドッグフードとしての判断は飼い主の考え方しだいということになりますね。

 

■キシリトール・犬用キシリトールガム

 

今は販売が中止された犬用キシリトールガムですが買って愛犬に食べさせたことがある飼い主さんもいるのではないでしょうか?

 

キシリトールは低血糖や歩行困難、肝機能障害、肺機能障害、嘔吐など犬の体に障害が出る危険度の高い物だと言われ、キシリトール配合の犬用キシリトールガムが販売中止にまでなっています。

 

犬用のガムに限らず歯磨き粉などにも配合されているキシリトールには十分な注意が必要です。