犬にオリーブオイル!成分は?ご飯に混ぜて与えても大丈夫?
ZIP!の人気料理コーナー速水もこみちさんがMOCO’Sキッチン(モコズキッチン)で多用することから人気が爆発したオリーブオイル。
美容や健康に良いと愛用者が増えていますが、犬にはどうなんでしょうか?疑問を調べてここで解決していきましょう。
オリーブオイルの主な成分は
- 脂肪
- ビタミンE
- ビタミンK
- カルシウム
- 鉄分
- カリウム
- ナトリウム
ビタミンやミネラルが豊富に含まれていることがわかります。
人間では美容や、高血圧、動脈硬化の予防効果が期待されているといわれ、オリーブオイルに豊富に含まれているビタミンEは美白、しみ、シワ、髪の毛の艶やハリ、アンチエイジングに効果的だといわれていますね。
ここで注目したいのがオリーブオイルの主成分であるオレイン酸です。オレイン酸は犬の健康にどう影響するのかを見ていきましょう。
オリーブオイルのオレイン酸、犬の健康にどんな影響があるの?
オレイン酸はオリーブ油、キャノーラ油、ナッツなどに含まれている不飽和脂肪酸です。オレイン酸は酸化されにくいことからドッグフードの酸化防止効果に原材料として使われているドッグフードも販売されています。
美容に良いといわれるオレイン酸は、摂取することで体内から皮膚細胞を活発にしたり保湿効果を発揮し、犬の乾燥肌や乾燥肌から起きるフケにも効果があるといわれ、皮膚や被毛のトラブルを改善してくれます。
また小腸で消化されにくい特徴から大腸が刺激され腸の中のいらない物を排出してくれる便秘解消の効果もあるんです。
愛犬が乾燥肌を痒がったり、フケが出たり、便秘で踏ん張ってる姿を見ると辛くなりますよね。愛犬の手作りご飯の味付けやトッピングに混ぜて使うなどすると便秘解消や皮膚改善に効果的なんですね。
では犬の健康に効果があることがわかったオリーブオイル、どのくらいの量をあげてもいいのか見ていきましょう。
犬にオリーブオイルをあげていい量はあるの?注意点は?
愛犬にオリーブオイルを使って手作りご飯を作る時、一日に与える目安は愛犬の体重から考えます。
我が家の極小チワワの場合、体重が1.5キロだと小さじ1/4程度になり10キロカロリーぐらいになります。一日に食べさせる食事が75キロカロリー程度であれば10キロカロリー小さじ1/4程度あげてもOKです。
愛犬に食べさせる時はドッグフードに混ぜてあげたり、ご飯のトッピングに混ぜてドッグフードにのせたり混ぜたり、手作りご飯の味付けに使うなら野菜を炒める時にオリーブオイルを使えますね。
犬の手作りご飯の場合、食材の栄養バランス、カロリー比は、タンパク質:5、炭水化物:4、野菜:1といわれています。
脂質は食材で使うお肉にも入っているので全体の10%前後になるように気を付けながらバランスよく与えていきましょう。
オリーブオイルの分量は愛犬が活発で活動的な犬の場合と、物静かな犬の場合では消費エネルギーも違います。
オレイン酸は腸を刺激して便秘解消の手助けをしてくれる効果があることから、オリーブオイルは与え過ぎると下痢の症状が出る犬もいるので、心配であれば動物病院で獣医さんに相談して適量を教えてもらいましょう。
人間にも犬にも効果的な成分が含まれているオリーブオイルを上手に取り入れながら愛犬の健康に役立てたいですね。